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木地師

木材の性質を知り尽くした家具製作職人

軽井沢彫における木地師とは、家具に合わせた木材の選定から、家具製作までを担当する職人です。木地師には木材の知識、経験、さらに後から彫刻が施されることを想定した高度な家具作りの技術が要求されます。軽井沢彫の家具の特徴として、釘や接着剤をほとんど使わない作りになっていることが挙げられます。これは、日本で過ごした外国人が帰国する際、分解して持って帰り、自国で組み立てて使えるようにしたためと言われています。また、軽井沢彫家具では、家具を一度仮組み立てした後、分解して彫刻を施し、再度組み立てる工法を取っていますので、工法上の都合からも、分解できる家具である必要がありました。接合部分には、「寄せ蟻接ぎ」など日本の伝統的な技法を西洋家具に応用し、独自の技術として受け継いできました。
一彫堂では、熟練の木地師たちが、お客さまのオーダーに合わせ、すべて手作業で家具を作っています。一つ一つの工程を丁寧に、細かい部分まで妥協なく作業することで、一生使うことのできる丈夫で美しい家具になります。

1

丸太を引いて充分に乾燥(4〜5年)させた原木の割れ、キズ、節の有無を確かめ長年の経験をもとに制作する家具に合う一番ふさわしい部位を選びます。

2

無駄の無いよう墨付けをし、帯鋸(おびのこ)にて切断します。その後、手押鉋盤、自動鉋盤、昇降盤で厚み、幅を整えます。

3

板取りした後、繊維の向きをよく確認したうえで、平鉋で木地を美しく仕上げます。

4

家具の寸法に合わせ、ホゾ・ホゾ穴・ありホゾの位置を決め、加工後に曲線部分の荒取りをします。

5

南京鉋で曲線部分を綺麗に仕上げます。

6

軽井沢彫家具の特徴でもあるテーブルや椅子などで多く使われるアリ・ホゾを成型します。

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角のみを使い、ホゾ穴をあけます。

8

仮組みをしてホゾ・ありホゾの調整をします。製品の強度と寿命に大きく関わる大切な作業です。

9

完成した家具を分解して、彫刻師により彫刻作業が行われます。

一彫堂で従事した木地師たち

 
上田 一 上田市出身。一彫堂創業者。軽井沢彫創始者の一人である清水謙吉のもとで修行。10年ほどの修行の後、1927年に上田商店(現一彫堂)開業。
木村 仁兵衛 上田市出身。1927年の開業時から上田商店(現一彫堂)で修行。日中戦争で戦死。
小林 良三 上田市出身。1927年の開業時から上田商店(現一彫堂)で修行。日中戦争で戦死。
滝沢 政 上田市出身。1927年の開業時から上田商店(現一彫堂)で修行。日中戦争にて戦死。
田中 二郎 上田市出身。太平洋戦争にて戦死。
上田 一男 軽井沢町出身。二代目。初代上田一の長男。高校卒業後、上田家具店(現一彫堂)に入店し、修行後二代目となるが、病気のため1952年死去。
清水 祐安 軽井沢町出身。戦後から上田家具店(現一彫堂)で修行。
菅谷 亮一 埼玉県出身。1949年〜1988年ごろまで勤務。
上原 善八 軽井沢町出身。1958年上田家具店(現一彫堂)入店。2003年まで勤務。
杉山 巳都雄 佐久市出身。1953年〜1988年ごろまで勤務。
佐々木 孝一 軽井沢町出身。1958年〜1966年まで勤務。
小原 昭八 東京都出身。1980年〜1998年まで勤務。
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〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢775

TEL:0267-42-2557 FAX:0267-42-2378

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